0泊2日 函館限界旅行の話

2019年2月の旅行を下書きに残したままだったので、

 

(2018年)12月後半、えきねっとのお先にトクだ値スペシャルのページを眺めていると、とんでもない項目を見つけました。

簡単に説明すると、「東京・上野・大宮・仙台⇔新函館北斗で乗車券+特急券を半額にしちゃうよ!対象の便は限られるけど!」って感じのものです。

片道23,000円ぐらいする都区内~函館が半額とあれば行くしかないですよね。

 

さて、このキャンペーンもただ安い訳ではないので、東京~函館の最速便を外していたり、3連休には使えなかったりするので、ひとまず2/17(日)の最終(新函館北斗18:36発)はやぶさ42号のチケットを確保しました。

 

と、導入部分を済ませて旅行記的な何かに入るわけですが、旅行の予定を立てると仕事が忙しくなるようで、14日(木)の時点では土曜日の休日出勤もあるか??という状態でしたが、なんとか金曜中に片付けて日付の変わる頃に帰宅しました。

 

さて、今回の函館旅行の目的は4点ありまして

①函館出身の大学の友人のオススメしてた店に行く

②某位置ゲーのめんどくさいスポットを回収する

函館市電全線乗車

東北本線の未乗区間を乗り潰す

の4つです。

 

0時頃帰宅したものの、なんやかんやで1時頃に眠りについた僕は4時半のアラームをセットし5時過ぎの電車に乗るつもりでした。

 

さて、アラームに目を覚ますと時間は5:05、寝坊です。やってしまいましたねぇ。早速。

 

この段階で④東北本線の未乗区間制覇のうち、近場の宇都宮~郡山をスパッと諦めた僕は、6時過ぎの電車で出発することを決めます。仙台で大学の先輩と会う予定だったので、待ち合わせまでの空き時間に、仙台空港アクセス線仙台市営地下鉄の未乗区間(仙台~泉中央)を制覇できる。ちょうどいい。

 

無事に6時前に千葉駅に着いた僕は、あることに気づきます。木曜日の夜に買ったパンを家に置きっぱなしにしていたわけです。これから一晩家を空けるわけですからね、置いていくのは心許ない。取りに帰ります。

 

さて、取りに帰ったことにより予定の電車を、アクセス線と市営地下鉄の両獲りを、逃したわけですが、今度こそ出発。

 

錦糸町秋葉原で乗り換えて上野へ。

新幹線まで時間を潰していると、怪しげな人だかりと電車が
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うわさの国鉄色E653系、またの名を「快速 燭台切光忠」がいました。

適当に写真撮ってコーヒー飲んでたら、はやくも新幹線の時間ですよ。


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強そうな赤い電車で福島へ

福島からは在来線で白石

さらに乗り換えて仙台

仙台からは市営地下鉄南北線で泉中央へ向かい、帰りは北仙台から仙山線に乗り再びの仙台

仙台で大学の先輩と待ち合わせて、牛タン
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そして、先輩と別れて新幹線で北上へ

北上からは東北本線で盛岡まで

これにて、東北本線の未乗区間は、寝坊して逃した宇都宮~郡山のみとなりました。

 

盛岡からは3度目の新幹線で八戸へ

八戸からは少し寄り道して八戸線で本八戸へ向かいました。

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八戸線の新車が想像以上にかっこよくてですね、

 

さて、本八戸からは八戸市街を少し歩いて、カーシェアのステーションへ

ステーションの配置が、本八戸付近に5ヶ所、八戸駅付近には1ヶ所という辺りに八戸の特徴(市街地が主要駅から離れている)を感じつつ、いざ車で出発。

 

さて、車に乗ったのは、某駅メモってアプリのためです。アプリ名に“駅”って入ってるように、全国の駅を巡る的なアプリなんですが、一部の廃駅も対象となっている謎仕様なのです。

そんな廃駅が、青森県には2路線20駅もあるので、その制覇のために車で回るという次第です。(運転中のスマートフォンの操作は危険です。やめましょう。)


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途中、こんなわけもわからん雪道を走ったりしつつ、3時間ほどで廃駅へのチェックインを済ませて再び八戸市街に戻ります。

 

本八戸からの切符を持っていたのですが、ちょうどいい電車がなかったため、近くにある十六日町からバスに乗り八戸駅へ。(写真は駅到着後)
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八戸駅に着くと、なにやら放送が流れていました。簡単に説明すると、八戸線が見合わせてたけど、やっと再開したんで2時間弱遅れてる、って話らしい。

本八戸まで行かずにバスに乗ってよかった。運転見合わせ回避。最高。

 


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八戸からは青い森鉄道で青森まで向かうのですが、この電車が終電一本前。発車までの時間を使って、青森到着後の諸々の手配を済ませ、一路青森を目指します。

函館行きの新幹線がまだあったのですが、青い森鉄道に乗ったことがない&ホテルを取ってない、という理由で在来線で青森に行くことにした次第。

土曜日の夜ということもあって、人の動きもほとんどなく終点の青森に到着しました。

 

さて、青森から函館へ抜ける方法として一般的なのは、青函トンネルを新幹線で抜けるルートです。

が、車は新幹線に乗れないので、フェリーもまだまだ健在。

ということで、青森駅到着後、八戸で電話予約したタクシーに乗り込み、一路青森港へ。

 

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 23:30発の青函フェリーで函館に渡ります。約4時間の船旅。

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雑魚寝ながら、閑散期とあって他の乗客の姿もなく、快適に一泊。

 

そして、翌2/16 午前3:30の函館港に到着。

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函館港(地図左上)といえば、市街地からべらぼうに遠いのですが、朝3:30では公共交通機関などというものはありません。

 

というわけで徒歩で雪道を3kmほど歩いて五稜郭付近まで。

五稜郭からは再びカーシェアを借りて廃線となった江差線の駅を取りに。

約3時間の雪道走行を終えて、再び五稜郭に戻ってきました。

 

ここからは函館食い道楽の旅に移行。

まずは朝食。ハセガワストアのやきとり弁当。

やきとり弁当と言いつつ、鶏肉ではなく豚肉を使っているのが特徴。

串を抜くための溝が容器についているのがポイントで、外して食べるもよし、串に食らいつくもよしの、2通りに味わうことができる。

 

やきとり弁当を食べた後は函館駅へ移動し、ICAS nimocaを購入。

九州を中心に使用されているnimocaがなぜか函館でも買える。バスでも路面電車でも使えるので非常にありがたい。*1

 

路面電車でも使えるので、路面電車に乗って終点の函館どつく前へ。

 

函館どつく前からは十字街で乗り換えて、急な坂を下った先にある谷地頭へ。

ちょうど新型車両が来たので、これに乗って湯の川へ移動し、函館市電を制覇。

 

湯の川からは海岸線を目指して、ラーメン「一文字」にて昼食。

背脂醤油のラーメンとチャーシュー丼。

函館出身の大学同期のおすすめ通り、美味しい。

 

再び函館駅に移動し、バスの写真を撮って時間を調整したのち、

16時前に早い夕食として、締めのラッキーピエロへ。

チャイニーズチキンバーガーをいただきました。安定の美味さ。

 

そして、新函館北斗駅に移動してからは、サッポロクラシックと大沼ビールを飲みながら道スポを読んで帰宅。

 

というわけで、宿に泊まることなく青森、函館を巡る弾丸旅行でした。

*1:共通利用カードなので、SuicaICOCAなども利用可能