千葉中央バス 土気~新宿線で帰宅してみた話
久しぶりに書きます。生きてます。
早速ですか、新宿から千葉への終電は0:09の中央線東京行きから御茶ノ水で各駅停車千葉行きに乗り換えて1:21に千葉に到着する、というルートです。
基本的には終電を逃すことなんて無いとは思いますが、
終電の時間に気づかなかったり、駅までの時間を読み間違えてしまったりして、終電を逃してしまうこともあるかと思います。
そんなとき、週末であればカラオケやファミレスに転がり込んで始発まで時間を潰すという選択肢もありますが、翌日が平日であれば、さすがに家で寝たいところですね。
そんなときの救世主的存在である、深夜急行バスを使って無事帰れる。そんなことがあるかもしれません。
というわけで、千葉市民の最終手段ともなり得る千葉中央バスの高速バス“土気~新宿線”に乗ってきたので、感想やらなんやらを書いていきたいと思います。(ここからが本題)
12月21日 金曜日 23:30
会社の飲み会が新宿で終わり、終電には余裕があるものの、日本で一番忘年会が行われている日[要出典]のバスの混み具合を把握しておけば、応用が効くだろう、という発想から1人バスタ新宿へ。
高速バスの特徴として、
高速道路走行時はシートベルト着用が義務付けられているため、座席数以上の乗客は乗れない
というものがあるため、保険に保険を掛けてこの時点でバスタ新宿A1乗り場に並びました。
この乗り場のルールとして、バスを待つ間は壁に沿って並び、係員の指示を待つ、という形態になっています。
10分毎に全国各地へのバスが発車していく中を待ち続けること40分、0:09の終電が新宿駅を発車し、0:10の大阪行きバスが発車すると、このような看板が表れます。
特に列の移動等は無いので、そのまま並んでおけば問題ありません。
そして待つこと15分。ようやく“土気~新宿線”のバスが到着します。
バスに乗り込む際に、降りるバス停を告げ、運転士さんが値段を設定してから運賃を支払います。(前払い、ICカードの方が少し安い) ICカードへのチャージもできます。
座席は自由席なので、空いている席に座ります。
0:35、定刻より5分遅れて発車。乗客は25人程度で半分以上が千葉駅までに降りる方のようでした。乗車率は55~60%程度でしょうか、通路側がチラホラ埋まる程度の乗り具合でした。
走り始めると、渋滞もなく、首都高速→東関東道→京葉道路と進み、最初の停留所、モノレール天台駅に1:32、続くモノレール作草部駅に1:35に到着しました。
帰りやすさを考えて、今回は作草部駅で降りましたが、この先も千葉、鎌取、誉田、土気の各駅に停車するため、外房線方面への利用も可能です。
また、JRの終電が千葉に着くのが1:21(定刻、だいたい遅れる)ということを考えれば、終電+10分程度で終電逃した際のバックアップがある、と考えると中々良いのではないでしょうか。しかも確実に座れる。
いくら終電逃した際のバックアップと言っても、値段によってはためらうものですが、
新宿→天台・千葉・鎌取・千葉営業所まで1,250円
新宿→誉田・土気まで1,450円
と、電車で行くのと数百円しか変わりません
(参考:新宿~千葉 800円
新宿~鎌取 970円
新宿~土気 1,140円)
しかも、ICカードだと100円引きになるので、更にお得です。
新宿→千葉方面の深夜急行バスには、バスタ新宿1:00発の新浦安・稲毛海岸・千葉みなと経由千葉駅行きのバスがありますが、千葉駅まで3,200円と、少しためらってしまう金額です。
単純比較はできませんが、“土気~新宿線”は破格のコスパの良さと利便性を兼ね備えていると言えると思います。
ちなみに、この“土気~新宿線”なのですが、昼間はスカイツリーを経由して外房線沿線と新宿を結んでいます。
詳しいことは下のホームページをご覧ください。
(2019/01/25 追記)
2019年3月より、昼間便が廃止され、深夜急行バス新宿~大網線となるそうです。
また、運賃も
千葉・鎌取駅まで1800円、
誉田・土気・大網駅まで2000円になるそうです。
とはいえ、終電逃しの救世主であることには変わりないと思います。